2009/03/29

祭りのあと

世間がWBC一色で盛り上がっている間、密かにオープン戦8連敗して単独最下位を独走している阪神が気になってます。

呪いか祟りか知らないが、真弓阪神で初めて作った球団記録がよりによってこの負の記録らしいですね。例年、オープン戦はだいたい調子が良く「今年はっ」と期待させつつ、ペナントで失速っていうのが予定調和、形式美だったはずなのに、これは果たして吉と出るのか凶と出るのか。。。

だいたい新監督になった1年目は4位くらいになっているような気がするので今年もそんなもんでしょう。特に明るい話題は無い。自慢の広島打線は、新井がキャンプで故障して病み上がり、金本は手術明けで未だ守備には就かずにぶっつけ本番。でもそれなりに彼らはやると思いますが、何といっても痛いのは、矢野が開幕間に合わないこと。外野登録だった浅井を戻し、若い狩野や岡崎らを日替わりで使わなければならない台所事情がだいぶ厳しい。

加えて投手に目を向けると、大学の同級生・安藤と送りバントで骨折し1年棒に振った福原はそれなり(化ける予感はない)、下柳は手術明け、岩田がWBCで故障していたから交流戦くらいまで復帰に時間がかかる。日ハムから来たガラスのエース金村はもはや終わったピッチャーの気配が漂っている。ロッテからトレードでやってきた久保が何だか一番安定感ありそう。。。個人的には能見に頑張ってほしいですね。新しい波に期待しましょう。

WBC、優勝出来て良かったですね。この世界は結果を出したものが素晴らしい。原監督という時点でどうかなぁと思っていたこと、代表選手をこれまで数多く出していたロッテからは渡辺俊のみで原監督はロッテ嫌いなのかなぁと思っていたこと、和田・松中(ソ)が落選で岩田と亀井(巨)を選んだことにアホかと思ったこと、明らかに調整不足で球が見えていない福留をメジャーリーガーという理由でスタメンから外さない見栄っ張りな感じや、完璧な内容の杉内や勢いありそうな田中よりも不安定なダルに拘る偏った采配云々…そんなものはどうでも良くなった感じですね。結果として勝ったんだから何も言えないので。勝った奴が偉いのです。

原監督率いる侍ジャパンを賞賛するのは阪神ファンとして少し引っかかるものはありますが、1贔屓チームの都合や思い入れなんていうちっぽけな考えは取りあえず置いておいて、ここは素直に良くやったと言いたいですね。

1つ気になること。他のスポーツでもそうなんですが、テレビとかで言ってる「感動をありがとう」っていうフレーズは如何なものかと思う今日この頃。凱旋してきた選手や監督・コーチ陣は礼を言われても嬉しくないぞ、と思うのは私だけ!?

それよりも「おめでとう」とか「よくやった」っていう賞賛が正しい用法な気がします。あ、でもファンのため、日本のために戦ったことに対してありがとうということか。それでもしっくり来ないなぁ。

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